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FIFA W杯 2006 を振り返る
2006.7.15記
2006.6.9〜7.9(日本時間6.10〜7.10)、ドイツで FIFA WorldCup が行われイタリアの優勝で幕を閉じました。決勝戦のジダンの退場劇が終了後のワイドショーの格好のネタになってしまったようだ。
日本0勝1分2敗と予選敗退、技術力の差以上に真剣勝負での意識の違いが大きいのではと感じた大会でした。
そんな W杯を The official site for the 2006 FIFA World Cup Germany に掲載されているデータをもとに W杯を振り返ろうと思います。
オフェンス(チーム累計)
参照:W杯公式オフェンス(チーム累計)
チーム試合得点GFAPKGASOGSCRNFREOFFFBASPLPCRS
イタリア(ITA)7121.7119488344834402257711140
ブラジル(BRA)51020837683161525203837288
オーストラリア(AUS)451.25122754204981339360107
クロアチア(CRO)320.67001233222122071024577
日本(JPN)320.6701102711481887826950

優勝チームのイタリアと日本が含まれていた予選のグループFを抽出してみました。
日本の試合当シュート数9.00、枠内シュート数 3.33 、この5チームで一番多いのはブラジル13.60、7.40、日本の少なさがやっぱりネって感じです(32チーム中ではスペインが17.25、8.75で試合当得点数も一番多く2.25点でした)。また日本のコーナーキック数が極端に少ないのが、守勢だったことを証明しているのかもしれません。
GFA:得点率、PKG:ペナルティキックゴール数、A:アシスト数、SOG:枠内シュート数、S:シュート、CRN:コーナーキック数、FRE:フリーキック(枠内シュート)、OFF:オフサイド、FBA:速攻、SP:ショートパス数、LP:ロングパス数、CRS:クロス数
ディフェンス(チーム累計)
参照:W杯公式ディフェンス(チーム累計)
チーム試合GAATCTSFCFSYCRC
イタリア(ITA)720.29187178106152112
ブラジル(BRA)520.41271247591110
オーストラリア(AUS)461.5991019856111
クロアチア(CRO)33182735961112
日本(JPN)372.336862394570

1試合あたりにすると日本は与タックル数、被タックル数、ファウル数、被ファウル数どれも他チームに比べて微妙に少ない結果です。日本選手のあたりの弱さとあたる必要のない攻めとあらわしているようだ。全32チームの平均1試合あたりのデータは与タックル数24.73、被タックル数24.73、ファウル数18.35、被ファウル数17.26でした。
GAA:失点率、TC:与タックル数、TS:被タックル数、FC:ファウル数、FS:被ファウル数、YC:イエローカード、RC:レッドカード
オフェンス(個人)
参照:W杯公式オフェンス(個人)
プレーヤー試合時間GFAPKGASOGSFREHDROFF
柳沢敦2138000013003
巻誠一郎159000002003
駒野友一190000000001
大黒将志332000001001
中田英寿3270000034000
小笠原満男2145000022100
中村俊輔327010.330014300
高原直泰3180000012000
玉田圭司212010.50011000
中田浩二135000011000
三都主アレサンドロ3270000102000
川口能活3270000000000
中澤佑二3270000000000
加地亮2180000000000
宮本恒靖2180000000000
坪井慶介2145000000000
福西崇史2135000002000
稲本潤一2135000003000
茂庭照幸134000000000
小野伸二112000000000
日本の選手のみ抽出しました。
攻めに関して特筆することはない。攻めてないということがわかるくらいか? フォワードがシュートしていない。玉田はゴールした1回のみ。一番シュート数が多いのが中田英寿というのもちょっとね。
3試合フルに出場したのは中田英寿、中村俊輔、三都主アレサンドロ、川口能活、中澤佑二の5人で試合に出た選手数は20人。逆に出場できなかったのは楢崎、土肥、遠藤の3人。全チームを見ると試合に出た選手数は599人、1チームあたり平均18.7人。クロアチアは16人で最小。
GFA:得点率、PKG:ペナルティキックゴール数、A:アシスト数、SOG:枠内シュート数、S:シュート、FRE:フリーキック(枠内シュート)、HDR:ヘディング数、OFF:オフサイド
ディフェンス(個人)
参照:W杯公式ディフェンス(個人)
プレーヤーチーム試合時間TCTSFCFSYCRC
中田英寿JPN32701184100
稲本潤一JPN2135934200
加地亮JPN2180513410
中村俊輔JPN3270584700
小笠原満男JPN2145554100
宮本恒靖JPN2180405120
中澤佑二JPN3270403500
三都主アレサンドロJPN3270462510
玉田圭司JPN2120491300
坪井慶介JPN2145410000
大黒将志JPN332340000
福西崇史JPN2135210300
駒野友一JPN190210100
中田浩二JPN135210000
高原直泰JPN3180252810
巻誠一郎JPN159121000
茂庭照幸JPN134103010
川口能活JPN3270000010
小野伸二JPN112010000
柳沢敦JPN2138063400
Fグループで与タックル全数を見ると日本は68(23/試合)、クロアチア82(27)、オーストラリア99(27)、ブラジル127(27)。日本が少ないですね。あたられるだけじゃなく、あたるということが世界との戦いでは重要なんだろう。
日本見ると与タックル数は中田英寿が11で一番多い。被タックル数は玉田9、中田・中村8。被ファウル数は高原9、中村8。やっぱり中田が世界を知っているということか? この数字はディフェンダーが多くなるはずなのに、、、 優勝したイタリアは? ジェンナロ・ガットゥーゾ47、ファビオ・カンナバーロ31、アンドレア・ピルロ23となっている。
TC:与タックル数、TS:被タックル数、FC:ファウル数、FS:被ファウル数、YC:イエローカード、RC:レッドカード
ゴールキーパー(個人)
参照:W杯公式ゴールキーパー(個人)
 プレーヤーチーム試合時間GAASVSVPSVFSVCSVFBFS
1ジャンルイジ・ブッフォンITA769020.292700002
2リカルドPOR766050.712500002
3リチャード・キングストンGHA436061.52200001
4ジョアン・リカルドANG327020.672100003
5川口能活JPN327072.332110000
6ジダBRA544120.41900004
7オレクサンドル・ショフコフスキUKR548071.41800000
8エドウィン・ファン・デルサルNED436020.51800002
9パスカル・ツベルビューラーSUI4390001800001
10コッシ・アガサTOG3270621700000
セーブ数が多い方から10人分を抽出しました。
川口が5番目に入っています。1試合あたりにすると7セーブとジョアン・リカルド、ケビン・ジャック、オリバー・カーンと並んで最多タイでした。これが多いというのは攻められていたということを物語っているようです。 また川口は唯一ペナルティキックをセーブしています。でも失点率(試合当失点)は高い。
GAA:失点率、SV:セーブ数、SVP:ペナルティキックセーブ数、SVF:フリーキックセーブ数、SVC:コーナーキックセーブ数、SVFB:速攻セーブ数、FS:被ファウル数
予選グループ
グループ A
チーム勝点
ドイツ300829
エクアドル201536
ポーランド102243
コスタリカ003390
グループ B
チーム勝点
イングランド210527
スウェーデン120325
パラグアイ102223
トリニダードトバゴ012041
グループ C
チーム勝点
アルゼンチン210817
オランダ210317
コートジボワール102563
セルビア・モンテネグロ0032100
グループ D
チーム勝点
ポルトガル300519
メキシコ111434
アンゴラ021122
イラン012261
 
グループ E
チーム勝点
イタリア210517
ガーナ201436
チェコ共和国102343
アメリカ012261
グループ F
チーム勝点
ブラジル300719
オーストラリア111554
クロアチア021232
日本012271
グループ G
チーム勝点
スイス210407
フランス120315
韓国111344
トーゴ003160
グループ H
チーム勝点
スペイン300819
ウクライナ201546
チュニジア012361
サウジアラビア012271
決勝トーナメント
ドイツ      
 ドイツ    
スウェーデン 2-0    
  ドイツ   
アルゼンチン  1-1   
 アルゼンチン    
メキシコ 2-1    
   イタリア  
イタリア   0-2  
 イタリア    
オーストラリア 1-0    
  イタリア   
スイス  3-0   
 ウクライナ    
ウクライナ 0-0    
     イタリア
イングランド    1-1
 イングランド  延0-0 
エクアドル 1-0  PK5-3 
  ポルトガル   
ポルトガル  0-0   
 ポルトガル    
オランダ 1-0    
   フランス  
ブラジル   0-1  
 ブラジル    
ガーナ 3-0    
  フランス   
スペイン  0-1   
 フランス    
フランス 1-3    
      
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